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ラインモニタとは

RS-232C ラインモニタ
 Analyze232C \4,000-より
★デモ機貸し出し★

ラインモニタとは、通信ラインに流れている通信データをモニタする装置です。
コミュニケーションアナライザやプロトコルアナライザ等とも呼ばれます。
ラインモニタ
通信ラインといっても様々ですが、単純な通信としては上図の様な例があります。
装置Aと装置Bが通信ラインで接続されています。この通信ラインを使用して装置間で様々な通信データのやり取りが行われます。

通信装置を開発する場合には、通信仕様を決めて、通信仕様に合ったデータをやり取りします。 ところが、これが上手く行きません。いわゆるバグがあったり、通信ライン上の問題があったり、仕様の曖昧さのため通信できなかったりと様々です。

それでもPCを利用した通信ソフトであれば、開発ツールに含まれる強力なデバッガ等を使用すれば何とかなるのですが、マイコンを利用した特殊な装置や通信仕様が明確に公開されていない装置等に接続する場合はそうもいきません。

ラインモニタ
そこでラインモニタの登場です。
基本的にラインモニタは上図の様に接続して通信ライン上のデータを画面に表示します。上図では、通信ラインの途中を切断して間にラインモニタを挿入していますが、分岐ケーブルを利用するモニタの方が一般的です。

装置間にラインモニタを挿入して、通信ライン上にどんなデータが流れているかを確かめるわけです。
ラインモニタを使用しなくても、シンクロスコープ(オシロスコープ)やロジックアナライザ等を利用することで、通信ラインを電気的に調べることは可能です。しかし、ラインモニタでは、電気信号を文字列(キャラクタコード)に変換する機能が搭載されていますので、電気信号を確認するより簡単・確実にデータをモニタできます。

コンピュータ間の通信は、多くの場合シリアル通信を採用しています。シリアル通信とは、コンピュータの解釈できるデータ単位、つまりバイト・ワード・ロングワード等8bitや16bit単位等のデータを1bitづつ送信する通信手段です。はるか太古では、“のろし”。電気が使用されるようになってからはモールス信号がシリアル通信に値するでしょう。
モールス信号を例に取ると、トンツートンツーで“アルファベット”や“あいうえお”を表現しています。モールス信号に精通した人であれば、トンツートンツーで交信が可能ですが、普通の人にとっては全くの暗号です。
コンピュータ間のシリアル通信も全く同じで、電気的に信号をモニタしたとしてもそれが何を意味するデータなのかさっぱりわかりません。
ラインモニタはその電気信号(モールス信号ならトンツートンツー)を文字列に変換して表示することができる訳です。

シリアル通信には、多くの種類やプロトコルがあります。このため、ラインモニタもそれに応じて多くの種類が発売されています。

■ラインモニタ専用機

多くのラインモニタは専用の機器として販売されています。
ラインモニタ専用機では、独立したハードウェアに独自のプログラムが搭載されています。
正確な時間計測と詳細な解析ができる反面、価格的に高価です。また、表示画面も単色表示が多く、ハードウェアの都合上小さな画面が採用されています。
機種によってはモニタしたデータをパソコン上で解析することができるものがあります。

■ソフトウェアラインモニタ

パソコンに搭載されているハードウェアを利用してパソコン上で動作するラインモニタも存在します。
パソコンに実装されているNIC(ネットワークインタフェースカード)を利用してイーサネット上の通信パケットをモニタするソフトやパソコンのCOMポートを利用してRS-232Cラインをモニタします。
弊社のAnalyze232Cもソフトウェアラインモニタです。
パソコンの画面を利用して見やすい表示を行えたり、HDD等にデータを保存できるため、専用機を上回る機能が利用できる反面、パソコンの処理速度やOS等の問題により、時間計測等は専用機に劣ります。

■ハイブリッドラインモニタ

パソコンに必要な専用機器を接続して、表示や解析等はパソコン上のソフトが行うラインモニタです。(勝手にハイブリッドと呼んでます。)
専用機とソフトウェアラインモニタの欠点を補っている製品です。価格的にも専用機とソフトウェアの中間程度で販売されています。

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