福福電子トップ ラインモニタ RS-232Cとは? ダウンロード お問い合わせ Webショップ

PCを組み立てよう!

 自作パソコンの組み立て方をまとめてみました。これからはじめようと考えている方は、参考にしてください。内容はこれまでの経験を記述していますが、決して鵜呑みにしないで下さい。本文にもありますが、全て自己責任となります。また、記述内容に間違いが合った場合は、お手数ですがsupport@fukufukudenshi.comまでお知らせいただけると助かります。ご協力をお願いいたします。

PC組立事例

PC組立のメリット・デメリット

メリットデメリット
予算 必要最低限の予算に押さえることができます。また、必要な時に必要なだけ拡張することができ、経済的です。 トータルで考えると、割高です。初めの1台は、メーカの既製品を購入した方が割安になります。
保証 パーツ単体での保証となります。たとえ、1年前のPCであっても、新たに拡張したパーツに関しては、購入時からのメーカ保証が受けられます。 PCが組み上がった状態での責任は、自己にあります。PCが故障した場合、どのパーツが故障しているのかを自己責任において調査する必要があります。
性能 思いのままの性能を得ることが可能です。不必要な性能は安上がりに、欲しい性能は最高のものを選択することができます。 それなりの情報収集が必要です。PC関連雑誌などで、まめな情報収集を行わなければなりません。

 特に注意が必要なのは、自分で責任を持つことです。メーカ既製品のPC等でも、一度でも筐体(PCの箱の事) を空けるとその後の保証が受けられないものがあります。十分検討の上、行動に出てください。 とは言うものの、PCパーツはそれほどヤワではありません。正しい使い方さえすれば、簡単には壊れたりしません。初めの一歩は、大胆に踏み切ることも必要です。

PCの基本パーツ

 PCを組み立てるには、パーツが必要です。どのようなパーツが必要かをここで説明します。

部品名機能説明
CPU 中央処理装置。PCの頭脳に当たります。 PCの性能に大きく影響を与えます。インテル社が開発した486がベースとなり、その他のメーカから、互換チップ等が販売されています。
メモリ 記憶装置。CPUが直接データを読み書きできる高速で低容量のLSIを指します。電源を切ると記録したデータは消えてしまいます。 以前は、SIMMが主流でしたがpentiumが主流になってから、DIMMが主流になっています。
筐体 PCを構成するパーツを納める箱の事を指します。 筐体には、電源が入っており、その電源の種類によってATタイプやATXタイプに分かれます。最近の主流はATXタイプです。
メインボード マザーボードとも呼ばれ、ほとんどのパーツは、メインボードへ接続し、CPUと各パーツを結合する役目をします。 メインボードには、チップセットと言われるLSIが乗っています。このチップセットはCPUやメモリ、ビデオカード等の主要パーツの性能を大きく左右させる重要なLSIです。メインボードを選択する際の重要な要素になります。また、メインボードによって、CPUの種類も決定されます。CPUの形状は数種類有り、それに対応したメインボードを選択しなければなりません。
ハードディスク 外部記憶装置。電源を切っても記録されたデータは消えません。メモリに比べると低速ですが、大容量です。CPUから直接制御することはできません。OSやアプリケーションソフトなどは、通常ハードディスクに保存しておきます。 IDE規格とSCSI規格があります。IDE規格のものは安価ですが、一つのコントローラに最大2台までしか、接続することができませんし、規格が曖昧なこともあって、2台接続する場合は同一メーカ製のものを選択しないと動作しないことが希にあります。SCSI規格のものは高価ですが、一つのコントローラに最大7台まで接続可能で、IDEより大容量なものや、CD-Rやイメージスキャナ等様々なデバイスを接続することができます。多くの場合、新デバイスは先ずSCSI規格のものから発表されます。
CD-ROMドライブ コンパクトディスクをPCのデータ保存媒体として使用するための装置です。 最近の市販ソフトウェアは、ほとんどがCDに保存した状態で販売されていますので、CD-ROMは現在のPCにとって、必要不可欠です。ハードディスクと同様にIDE(ATAPI)規格とSCSI規格があります。IDEが安価です。CD-ROMは、読み出し専用ですが、CD-Rと言う書き込み可能な装置もあり最近は非常に増えてきています。CD-Rは、音楽CDの複製も可能です。その他の選択としては、DVDドライブ等も増えてきました。規格等の問題がありますが・・・。
フロッピーディスクドライブ ハードディスクのようにデータを記録することができます。低容量ですが、記録媒体(フロッピーディスク)は、取り外し可能なので、データの移動などに利用します。 最近のCPでは、あまり使用しなくなりました。数年前は不可欠なパーツでしたが、記憶容量が少ないため、使えないことが多くなってきています。
ビデオカード モニタ(ディスプレイ)に画像を表示するための装置です。 ビデオカードで、そのPCの解像度が決まります。また、表示色等もビデオカードの性能で決定されます。最近では、3D処理用の専用チップが搭載されたものが増えてきて、ゲーム等のソフトウェアを動作させる場合、重要なパーツになってきています。
ケーブル メインボードとハードディスク、CD-ROM等を接続するための電線です。 バラバラのパーツからPCを組み立てる場合、忘れがちのパーツです。ケーブルがなければ各パーツが接続できません。PCパーツショップで購入する場合、必要な加工は全て終わっていますので、購入後は差し込むだけです。
サウンドカード ディジタル音声やディジタル音楽を再生するための装置です。 無くてもPCは動作するため、好みの分かれるパーツです。最低限の機能なら数千円から購入できます。音にこだわりたい方には、それなりの機能で数万くらいのものまで様々です。
CPUファン
ヒートシンク
CPUを冷却する装置。 最近の高速CPUは、非常に発熱します。強制的に冷却しなければ、熱暴走したり、最悪の場合CPUが破壊されてしまいます。シリコングリース等を合わせて使用することで、より効果的に冷却することができます。
OS オペレーティングシステム。アプリケーションソフトウェアを動作させるための基本ソフトウェア。 PC/AT互換機にはWindowsやUNIX、MS-DOS等があります。最もポピュラーなのがWindowsです。アプリケーションソフトは、指定されたOS上でなければ動作しません。
ドライバソフト 各ハードウェアを直接制御するソフトウェア。 ほとんどのPCパーツには、ドライバソフトが必要です。ドライバソフトは、ハードウェアの機能を最大限に引き出し、アプリケーションソフトとハードウェアの仲介作業を行うソフトウェアです。
マウス・キーボード PCへコマンドを与える入力装置。 特に説明の必要は無いと思います。マウスとキーボードです。

 PCパーツショップには、だいたい組立キットが用意されています。初めは組立キットを購入して、組立に挑戦した方が無難です。組立キットには必要なパーツが含まれていますので、買い忘れ等を防ぐことができますし、予算の計画も立てやすくなります。しっかりしたショップでは、パーツ単位の相性等も検討していますので、組立後に動作しない等のトラブルもやや少なくなります。パーツの変更等も可能ですから、組立キットをベースにして、重点を置きたいパーツのみ選択するという方法もあります。また、パーツ単体で購入するよりも、組立キットの方が安価になる場合が多いので、十分検討してください。

ソフトウェアとハードウェア

 PCを構成するパーツ(部品)をハードウェアと言います。OSやアプリケーション、ドライバ等をソフトウェアと言います。ハードウェアとは硬いもの。つまり、物理的に手で触れるものを指します。ソフトウェアとは柔らかいもの。物理的に手で触れないもの、データ等も含めてソフトウェアと呼びます。例えば"ゲームソフト"は、CD-ROMで販売されていますが、CD-ROM自体はハードウェア(もっと細かく言うとメディア)で、そのCD-ROMへ記録されている情報(ゲームのプログラムコードや画像データ等)がソフトウェアです。
自作PCを組み立てる場合、両方の知識が必要です。拡張カードを購入してPCへ接続したとしても、それを動作させるソフトウェアが無ければ十分な性能を引き出せないだけではなく、全く動作しないこともあります。  大きく分けるとソフトウェアは4種類あります。"OS"、"ドライバ"、"アプリケーション"、"データ"です。
OSとは、オペレーティングシステムの略で、PCの汎用的・基本的機能とその操作ができるものです。"Windows"や"UNIX"等がそれに値します。
ドライバとは、運転者の意味で、ハードウェアを運転するソフトウェアです。ハードウェアは、各メーカにより同一の機能でも、全く異なる方式でそれを実現するものなどがあります。ドライバは、そのハードウェアの異なる部分を吸収し、最高の性能を引き出すために、ハードウェアメーカがハードウェアと一緒に開発します。ドライバの運転するハードウェアに乗車するのが、OSとアプリケーションです。ハードウェアはメーカ毎に全く操作方法が異なっていても、ドライバがそれを吸収するので、OSやアプリケーションは、ドライバに向かって、行き先を指示するだけで済みます。つまり、ハードウェアを増設した場合には、ほとんどの場合、ドライバも増設しなければなりません。従って、ほとんどのハードウェアには、ドライバソフトが添付されています。ドライバソフトが添付されていないハードウェアは、極めて標準的なハードウェアで、OS自信が初めからサポートしているものばかりです。
アプリケーションは、ユーザが本当にしたい事を実現します。ワープロや、表計算ソフト等は、アプリケーションです。ユーザが入力した処理をアプリケーションが行いますが、その課程で必要となるハードウェアの制御(データの保存や画面表示等)は、アプリケーションがOSやドライバへ指示を出すだけです。
データは、ユーザがアプリケーションを使用して作成したそのものになります。ユーザは、アプリケーションやドライバ、OSを使用してデータを作成(または利用)する事が、目的なのです。
ここで説明したことは、重要です。何かのトラブルが発生した場合、これらの知識を持っていると、解決も早くなります。逆に、これらの知識が無いと解決できないことが多く存在します。

メインボードのシャーシ固定

 PCの組立は、非常に簡単です。必要な工具と言えばプラスドライバくらいなものです。必要なパーツを適切な位置へ接続していくことで、PCは組あがります。これから説明する順序で組み立てることで、問題発生時の解決が早くなります。
 ケースには、シャーシと呼ばれる金属板が格納されているのが普通です。ケースを開けて、シャーシを取り外して下さい。通常は、横にスライドさせると取り外せます。シャーシには、いくつものネジ穴が空いています。メインボードを重ねると、メインボードのネジ穴とシャーシのネジ穴がピタリと一致するネジ穴がいくつかあります。位置が一致するシャーシのネジ穴に、スペーサを取り付けて下さい。スペーサとは、メインボードがシャーシに直接接触しないようにする下駄です。通常は、ケースに付属しています。付けられる穴には全てスペーサを取り付けた方がメインボードの耐久性が向上します。つまり、拡張カードや、CPU・メモリ等を差し込む場合に、たわみが少なくなります。逆に、一致しない穴にはスペーサを取り付けないで下さい。メインボードの配線がショートする事があります。

メインボードJP設定

 メインボードに付属しているマニュアルを読んで、JP(ジャンパーピン)の設定を行います。JPとは、メインボード上に有る金メッキされた2本組の電極の事です。2本の電極をショート(接触)させることで設定・解除等を行います。3本組みのJPも有ります。3本組みの場合は、電極に1から3までの番号が割り付けられており、1-2ピンまたは2-3ピンをショートすることで設定・解除を指定します。
次に主なJP設定項目を示します。

項目機能説明
RTCクリア リアルタイムクロックのクリア動作。 リアルタイムクロックとは、カレンダー付き時計の事です。メインボードにICとして実装されています。新しく購入したメインボードは、RTCのクリアを行って下さい。クリアしないとPCが起動しないことがあります。一般的なクリア方法は、JPをいったんショートした後にオープン(開放)します。ショートしたままだとRTCが動作しないので注意して下さい。
バスクロック メインボードのシステムクロック。 PCを構成するほとんどのパーツは、メインボードのバスクロックに同期しています。つい最近までは、バスクロックに66MHzを使用していましたが、最近では100MHzのバスクロックが主流になってきました。速ければ速いほど高性能と言うことができます。ただし、適正なバスクロックを選択しなければCPUやHDDを破壊することがあるので注意が必要です。
CPUクロック倍率 CPU動作クロックの指定 CPUへ入力されたバスクロックは、CPU内部で倍増されます。この設定で、CPUの動作クロックを決定することができます。例えば、500MHzのCPUをバスクロック100MHzで使用するなら、5倍を設定します。
CPU電圧 CPUへ供給する電源電圧の設定 CPUによって、印加する電圧が異なります。使用するCPUに最適な電源電圧を設定する必要があります。

 最初は、絶対に標準的な設定をして下さい。設定方法は、マニュアルに表として記述されていることが多いので、表の中から最適な設定を行います。始めから無理な設定(例えばオーバークロック等)を行うと、起動しなかったり、最悪破損する場合もあります。もし、オーバークロックしたいなら、PCを完成させてから1〜2週間後に挑戦して下さい。始めから無理な設定を行って、もし動作しなかった場合、何が原因なのか分からなくなるからです。

CPU実装

 CPUにヒートシンク(放熱板、FUN付きが多い)を装着します。CPUタイプによっては、ヒートシンクを装着してからメインボードへ実装する場合とメインボードへ実装してからヒートシンクを装着する場合があります。最近では、ヒートシンクとFUNが始めから装着されたCPUも存在します。
CPUへヒートシンクを装着する場合は、ヒートシンクとCPUの接合部分にシリコングリースを塗ります。シリコングリースは、CPUとヒートシンクを密着させる働きがあるので、それだけ放熱効率が良くなります。初めてのヒートシンクの装着は、簡単なパズルです。ヒートシンクのマニュアルを良く読んで正確に装着しましょう。
CPUは、メインボードのソケットに差し込みます。差込には方向があるので、マニュアルを良く読んで確かめて下さい。方向を間違えるとCPUがソケットに差し込めない構造になっているので、あれこれやってみてもいいでしょう。
ヒートシンクには、通常FUNが付いています。メインボードには、FUNの電源コネクタがありますので、ヒートシンクFUNの電源ケーブルをメインボードに接続します。
CPUをソケットに差し込む時の注意は、力のいれ具合です。ある程度の力を入れても差し込めない場合は、もう一度マニュアルを読んで差込方向を確認しましょう。無理に差し込むと破損の恐れがあります。ただし、かなり力を入れないと差し込めないソケットもありますので、大胆さも必要です。

メモリ実装

 最近の主流はSDRAMです。メインボードのマニュアルを読んで、正確に実装しましょう。通常は、間違った実装はできないようになっていますので安心して下さい。メインボードには、複数のメモリソケットが実装されています。そのソケットには番号が付けられていて、若番ソケットから通常は差し込んでいきます。SDRAMの場合は、メインボードに対して垂直方向に差し込んでいけば、ソケットのロック機構が働いてカチッと言う音と共にメモリが固定されます。これ以上差し込めない状態にも関わらずロックが働かない場合は、手でロックして下さい。
メモリも、CPUと同様に力のいれ具合に注意して下さい。

ビデオカードの実装

 現在のビデオカードの主流はAGPです。AGPとは、ビデオカード専用のソケットを指します。その他にもPCIやISA用のビデオカードもありますが、過去の物になりつつあります。マニュアルを読んで、ビデオカードをAGPへ差し込んで下さい。通常のメインボードにはAGPは一つしか実装されていませんから、迷うことは無いと思います。差し込んだ後、AGPとビデオカードがまっすぐ差し込まれていることを確認して、カードをネジで固定します。
 メインボードのチップセットとOSの組み合わせによっては、AGPポートのビデオカードを認識しない場合があります。組み立てが全てうまくいきOSをインストールすると、インストール途中でデッドロックしてしまう等です。通常は、チップセットメーカから対応する最新のドライバソフトがアップロードされていますのでそのドライバを入手してインストールします。
インストールは、先ずISAかPCIのビデオカードでOSをインストールし、チップセットの最新ドライバをインストールします。正常にインストールできたら、ISAまたはPCIのビデオカードをAGPのビデオカードに交換します。

シャーシの実装

 メインボードを取り付けたシャーシをケースに実装します。ケースからシャーシを取り外した時と逆の手順で取り付けて下さい。

メインボードへの配線

 メインボードとケースは配線で接続します。ケーブルは、通常ケース側に予め用意されています。必要な配線を行って下さい。主な配線は以下の通りです。

配線個所概要説明
電源 メインボードの電力供給 メインボードへ電力を供給するための配線です。間違った接続ができない構造になっています。ロック機構が働くまで確実に差し込んで下さい。
電源スイッチ 電源入り切り ケース前面に付いている電源スイッチとメインボードを接続します。ケースのマニュアルとメインボードのマニュアルを参照して正確な位置へ接続しましょう。極性はありませんから、逆に差し込んでも問題ありません。
リセットスイッチ ハードウェアリセット 動作中のPCを強制リセットするためのスイッチです。ケース前面に付いているリセットスイッチとメインボードを接続します。ケースのマニュアルとメインボードのマニュアルを参照して正確な位置へ接続しましょう。極性はありませんから、逆に差し込んでも問題ありません。
スピーカ ビープ音 起動時やアプリケーションがならすことのできるスピーカです。ケースに付いているスピーカとメインボードを接続します。ケースのマニュアルとメインボードのマニュアルを参照して正確な位置へ接続しましょう。極性はありませんから、逆に差し込んでも問題ありません。
電源LED 電源確認ランプ メインボードが動作しているときに点灯するパイロットランプです。ほとんどLED(発光ダイオード)が使用されています。ケースに付いているLEDとメインボードを接続します。ケースのマニュアルとメインボードのマニュアルを参照して正確な位置へ接続しましょう。極性があります。間違って、接続するとLEDが点灯しません。でも、壊れることはありませんから、安心して下さい。指す方向が分からない場合は、とりあえず差し込んで、点灯しなければ逆に差し替えればOKです。
HDD LED HDDアクセスランプ CPUがHDDにアクセスした場合に転倒するパイロットランプです。SCSIボードを接続する場合は、SCSIボードとHDD LEDを接続します。IDE規格のHDDを使用する場合は、メインボードとHDD LEDを接続します。ケースのマニュアルとメインボードのマニュアルまたはSCSIボードのマニュアルを参照して正確な位置へ接続しましょう。極性があります。間違って、接続するとLEDが点灯しません。でも、壊れることはありませんから、安心して下さい。指す方向が分からない場合は、とりあえず差し込んで、点灯しなければ逆に差し替えればOKです。

モニタ接続

 ケース背面のモニタ用コネクタとモニタを接続します。コネクタがはずれないようにネジでロックする機構になっていますが、まだネジを閉めないで下さい。しばらくしてすぐに取り外すことになります。

電源を入れる

 ACケーブルをケース電源に差し込みます。電源に主スイッチが有る場合は、OFFしておきます。また、電源には100Vと200Vの切替スイッチが付いていますから、100V側にスライドさせておきます。そして、コンセントにケースのACケーブルを差し込んで下さい。次に、モニタの電源をONし、ケースの主電源をONします。最後に、ケース前面にある電源スイッチをONして下さい。ケースによっては、主電源スイッチが無いこともあります。この場合、ACケーブルを主電源スイッチとして抜き差しすることになります。

確認

 PCに電源を入れました。先ずビープ音が鳴るはずです。鳴らない場合は、リセットスイッチを押して下さい。それでも鳴らなければ、速やかにACケーブルをコンセントから抜いて下さい。そして、メインボードJP設定に戻って、間違いがないか確認して下さい。 モニタを確認して下さい。起動メッセージが正常に表示されているでしょうか?表示されていなければ、速やかにACケーブルをコンセントから抜いて下さい。そして、ビデオカードの実装に戻って、間違いがないか確認して下さい。 うまく起動できた場合は起動メッセージが表示され、メモリ検査を行うはずです。実装したメモリと検査されているメモリの合計値は一致していますか?もし少なく表示されているようでしたら、直ちにACケーブルをコンセントから抜いて下さい。そして、メモリ実装に戻って、間違いがないか確認して下さい。 全て正常なら、第一段階クリアです。PCの電源を切って、ACケーブルをコンセントから抜き休憩しましょう。

CD-ROMドライブの実装

 OSやドライバ・アプリケーションをインストールするためのCD-ROMドライブを実装します。CD-ROMドライブは、大きく分けて2つの規格が有ります。第一にSCSI(スカジー)、第二にATAPI(EIDE)です。
SCSIは、CD-ROMドライブに限らずHDDやイメージスキャナ等の接続も可能です。最大7台まで装置を接続することができます。
ATAPIはIDE規格を拡張し、CD-ROMドライブをIDEで制御できるようにした規格です。通常、プライマリとセカンダリが有り、最大2台までドライブを接続することができます。
安価にまとめた場合、ATAPI規格のCD-ROMを選択します。拡張性や高機能を望むならSCSIを選択します。

○SCSI選択の場合

 SCSIは、通常市販されているメインボードには実装されていません。SCSIボードを別途追加する必要があります。SCSIで接続する全てのパーツには重複しない0〜7のIDを設定する必要があります。SCSIボード本体にもIDが必要です。SCSIボードを使用したPCの起動は、IDの若番から起動ドライブを検索するので、起動ドライブに設定したいドライブに若いIDを設定します。従って、SCSIボードはIDに7を設定した方がいいでしょう。CD-ROMドライブは、通常起動させないので2番程度を設定するとよいでしょう。IDの設定は、JPを使って行います。CD-ROMドライブやSCSIボードにJPを差し込んで希望するIDを設定します。設定後、SCSIボードをメインボードに接続します。接続方法は、ビデオカードとほとんど同じです。CD-ROMとSCSIボードは、一本のフラットケーブルで接続します。フラットケーブルの終端には、終端抵抗(ターミネータ)を接続する必要が有ります。

SCSIケーブルは、一本のケーブルで全ての装置を接続します。一本のケーブルというのは、電気的に一本と言うことなので、数本のケーブルを連続接続しても一本と見なすことができます。ただし、枝分かれは×です。必ず一筆書きで一本になるように接続しましょう。また、ケーブルの終端(つまり、始まりと終わり)には、ターミネータを接続します。昔は、ターミネータが単体で販売されており、それを実際に接続していましたが、最近の装置はターミネータを内蔵しているものがほとんどです。JP設定によってターミネータを有効にするか無効にするかを選択することができます。装置によっては、自動認識するものも有ります。SCSIボードは、ケース内部ではほぼ間違いなく終端装置に値します。従って、終端抵抗を有効にします。CD-ROMはケースの構造上、終端装置になることが多い様です。忘れずに終端抵抗を有効にしましょう。

○ATAPIの場合

 ATAPIは、ほとんどのメインボードに標準で実装されています。通常IDEと記述されていますが、CD-ROMが接続できるようにATAPI規格になっています。ほとんどのメインボードには、IDEコネクタが2つ実装されています。それぞれプライマリとセカンダリと呼ばれています。各コネクタには、最大2台の装置が接続可能です。つまり、プライマリとセカンダリを2つ合わせて最大4台の装置を接続できることになります。ただし、IDE規格は装置間の相性が有るようです。つまり、一つのIDEに2つの装置が接続可能ですが、相性が悪い場合、動作しないことがあります。そこで、CD-ROMとHDDをそれぞれ1台ずつしか接続しない場合は、プライマリとセカンダリIDEにそれぞれCD-ROMとHDDを接続しましょう。一つのIDEにCD-ROMとHDDを接続した場合、動作しないことが有るので、はじめから別々に接続した方が、不要なトラブルに巻き込まれることがなくなります。また、1つのIDEに2台の装置が接続できると説明しましたが、その2台の装置をそれぞれマスターとスレーブと呼びます。つまり、メインボードにプライマリIDEとセカンダリIDEが有り、それぞれのIDEにマスターとスレーブが接続可能となります。プライマリとセカンダリは、起動ドライブの検索順序を示します。電源が投入されたメインボードは、プライマリIDEのマスタードライブが起動可能か検査します。可能な場合は、プライマリIDEのマスタードライブから起動を始めます。起動が不可能な場合は、プライマリIDEのスレーブドライブと、次々に起動可能ドライブを検査していきます。従って、PCに1台のHDDと1台のCD-ROMしか接続しない場合は、マスター・スレーブをほとんど意識する必要がありません。

 ケースにCD-ROMを取り付け電源ケーブルとフラットケーブルを接続しますが、SCSIとIDEは同じ方法で接続することができます。ケースにCD-ROMドライブを取り付けるには、5インチベイに取り付けます。ケースのマニュアルにも書かれているかもしれませんが、通常は、みればすぐに取り付け方法は理解できます。ケースにあいているネジ穴とCD-ROMにあいているネジ穴がぴたりと合う位置で、CD-ROMが取り出し可能な状態になればOKです。電源ケーブルは、ケースの電源装置からぶら下がっているコネクタから形状が同じものを選択すれば問題有りません。フラットケーブルは、1番ピンを示すマークが有ります。多くの場合は、1番ピン側のケーブルが赤く着色されています。CD-ROMドライブのフラットケーブル用コネクタは、1番ピンマークが有るか、マニュアルに1番ピン位置が記述されているので、1番ピン位置を合わせてフラットケーブルをCD-ROMドライブやメインボード(SCSIの場合はSCSIボード)に接続してください。

CD-ROM起動検査

 OSをインストールする準備を行います。OSのインストールディスクを準備してください。最近のOSインストールディスクは、ブート可能になっています。ブート可能とは、CD-ROMから、OSのセットアッププログラムが起動できると言うことです。ここでは、ブート可能CD-ROMの起動検査を行います。PCに電源を投入してください。CD-ROMドライブのイジェクトボタンを押して、トレイにCD-ROMを置きます。もう一度イジェクトボタンを押して、トレイをドライブ内に納めてください。その後、リセットボタンを押して、再起動します。セットアッププログラムが起動すればOKです。PC電源を切ってACケーブルをコンセントから抜いてください。起動できないなら、CD-ROMドライブの実装に戻って、接続やJP設定を確認してください。

FDDの実装

 CD-ROMドライブの実装と同様に、FDDをケースに取り付けます。ケースの電源からぶら下がっている電源ケーブルもCD-ROMドライブと同様に形状が同じものを選択して接続してください。FDDは、メインボードとフラットケーブルで接続します。

FDD用のフラットケーブルは、図のように3つのコネクタが圧着されており、そのコネクタ間隔も図のようになっています。また、フラットケーブルの一部がねじれているのですぐに判断できます。メインボード側とFDD側をCD-ROMドライブ同様1番ピンに注意して、接続してください。
MS-DOS等の起動ディスクを持っている場合は、CD-ROM同様起動確認を行ってください。

HDDの実装

 HDDは、他のドライブと比べて破損しやすいパーツです。従って、最後に実装するドライブにしてください。HDDが動作しているときに電源を切ると破損する可能性があります。一昔前のHDDは破損したのですが、最近のHDDは電源断を検出すると自動的にヘッドを退避するものがほとんどなので破損する可能性は低いのですが、念には念を入れて行います。つまり、直ちに電源を切ることができないので、他の基本パーツの動作を確認してから実装を行います。
HDDには、CD-ROMと同様にSCSIとIDE規格が有ります。ケーブルの接続方法はCD-ROMと同様です。ケースへの取り付け場所は、ケースの形状により異なります。通常は、FDD真下の3.5インチベイに取り付けます。その他にも、いくつか取り付け位置が用意されている場合が多いので適当な位置に取り付けてください。HDDは、熱を持ちますので他のパーツから離れた位置がよいでしょう。取り付けにはネジを使用しますが、他のパーツと異なり、ネジのピッチがやや広くなっています。ネジ穴を他のパーツと比べるとすぐにわかりますから、対応するネジを使用してください。

HDD起動検査

 起動しないフロッピーディスクをFDDに挿入して電源を投入してください。フロッピーディスクは、起動ディスクでなければ何でもかまいません。フォーマットされていなくてもOKです。PCの起動画面には、正常に認識できたパーツのリストが表示されます。フロッピーディスクを挿入していると、起動が途中で停止しますから、リストを落ち着いて確認することができます。実装したHDDが正常に認識されていれば、OKです。認識されていなければ、HDDの実装に戻って、ケーブルやJP設定を確認しましょう。電源を切る場合は、HDDのアクセスランプに注意してください。アクセスランプが消えているときに電源を切りましょう。アクセスランプが点灯を続けている場合はリセットボタンを押して、再起動し、HDDアクセスが始まる前に電源を切ってください。
 HDDの認識にBIOS設定画面を使用するとより確実に確認が可能です。PCの起動時にBIOS設定画面へ遷移するためのメッセージが表示されます。例えば、deleteキー等を押しつづけることによりBIOS設定画面が表示されます。多くの場合、メニュー選択形式で様々な設定画面へ移動できますので、HDD認識画面で確認することができます。

ハードの完成

 これまでで、PCが組み上がりました。しかし、これだけではPCとして動作しません。単純に、ハードウェアをつないだだけです。次の章からOSやドライバをインストールして、実際に使えるパソコンへセットアップしていきます。

OSの種類

 パーツを組み立てただけでは、PCとして動作しません。OSやドライバのインストールが必要です。

 この章では、OSとドライバをインストールしてPCを完成させます。
OSとは、オペレーティングシステムの略でPCの基本的操作をサポートしています。代表的なOSとして、次があります。

  • Windows95
  • Windows98
  • WindowsNT
  • Windows2000
  • Linux
  • FreeBSD
  • BeOS
 おなじみのWindowsシリーズからUNIX等様々です。
何をやるか?何ができるか?更には、周りの環境や友人知人、仕事関係などから最も適したOSを選択してください。

OSのインストール準備

 OSをインストールするには、大きく分けて2つの方法があります。
第一にブートディスクからのインストール。第二にCDブートからのインストールです。 数年前のPCであれば、ハードがCDブートに対応していないことがありました。 この様な場合は、ブートディスクを作成してOSをインストールする必要があります。 ハードがCDブートに対応していたとしてもOSのインストールCDがブートに対応していないことがあります。 この様な場合もブートディスクを作成してOSをインストールする必要があります。
試しに、OSのインストールディスクを組みあがったPCに挿入して起動してみてください。 OSインストール画面が表示され、インストールが開始されれば、ハード・OS共にCDブートに対応していることになります。 この様な場合は、特に前準備は必要なく、多くの場合簡単にインストールが行えます。
起動しない場合は、BIOS設定でCDブートが許可されているか確認します。 また、CD-ROMドライブ自身がブートに対応しているか確認します。 確認した結果。CDブート不可能なら、ブートディスクを作成する必要があります。
多くの場合、OSを購入するとブートディスクが添付されていますので、悩む必要は無いかもしれません。

ブートディスクの概念

 この章では、一般的なブートディスクの作成方法を記述します。 ブートディスクと言っても様々なディスクが考えられるので、全ての状況を説明するのは不可能です。
したがって、大まかなフローとその目的を中心に記述しますので、それぞれの環境に読み替えてください。

 組みあがったばかりのPCは、最低限FDDからのブートだけはできるようになっています。 最近のOSは、とてもFDには納まらない巨大なものがほとんどです。
ブートディスクとは、FDに納まりきれない巨大なOSをインストールするためだけの、最小限のOS起動ディスクです。 つまり、FDに納まる最小限のOSでPCを起動し、その最小限OSから目的のOSをHDDにインストールするのが目的です。

 上図をご覧下さい。基本的にOSと言うのは、アプリケーションソフトとドライバの中間にいます。 (もちろん大まかな概念で、厳密に言うとそうではありませんが・・・。) つまり、OSをインストールする場合、最低限のOSと最低限のドライバが必要となります。 OSをインストールするのにOSが必要とはおかしな話ですね。

PCには、IPL(イニシャルプログラムローダ)と言うプログラムが存在しています。 具体的には、ROM(リードオンリーメモリ)に書き込まれています。 PCの電源をONすると、先ずIPLが動作します。IPLは、起動ディスクの決められた位置にあるイニシャルプログラム をメモリ上にロードします。そして、そのイニシャルプログラムへ制御を移してIPLの役目は終了します。
イニシャルプログラムは、小さなプログラムですがPCのBIOSを使用していくつかのプログラムファイルを読み込む ことができます。MS-DOSなどは、ここでイニシャルプログラムによって読み込まれます。 イニシャルプログラムは、読み込んだプログラムへ制御を移し終了します。 ・・・と言った具合に、色んなプログラムが次のプログラムを読込み制御を移して・・・と繰り返します。
プログラムは、IPL→イニシャルプログラム→・・・と移るにつれてその機能もメモリサイズもだんだんと 大きくなっていきます。

ブートディスクは、最低限のOSとドライバをメモリに読込み、巨大なOSのインストールを可能とするための ものです。最近のOSは、CDで提供されています。したがって、ブートディスクには、CD-ROM、 ビデオカード、キーボード、HDD等のドライバとそれを操作することのできるOSが必要となります。

ブートディスクの作成

 ブートディスクは、これからインストールするOSによって、その作成方法が異なります。
LinuxやFreeBSDなどは、インストールCDの中に、ブートディスクイメージが保存されていますので、 MS-DOSやWindows等を使用してCDからブートディスクを作成します。 作成したブートディスクには、小さなUnixが格納されています。 (PC Unixのインストールは、少々複雑でこの部屋の範囲を超えていますので、この程度でご容赦ください。)
Windows等は、MS-DOSのブートディスクを作成します。他のWindowsマシンで起動ディスクを作成してください。 作成した起動ディスクを組み上げたPCへ挿入し、電源を入れてみてください。 通常は、これでMS-DOSが起動します。起動したら、CD-ROMをアクセスしてみてください。 アクセスできなければ、CD-ROMのドライバが必要です。 また、SCSIやIDE等の規格の違いによっても対応するドライバが異なります。 普通、CD-ROMのドライバは、CD-ROMメーカのホームページからダウンロードできますので、MS-DOS用の ドライバをダウンロードして指示通りに作成した起動ディスクにインストールしてください。
 作成したブートディスクで起動し、インストール先のHDDとCD-ROM、FDDにアクセスすることができれば、 ブートディスクは完成なのですが、HDDは少しテクニックが必要です。
新品のHDDは、フォーマットされていません。 この状態では、ブートディスクで起動したとしてもHDDにアクセスできません。 HDDにアクセスするためには、フォーマットする必要があります。 HDDをフォーマットするためには、FDISK.exeとFORMAT.exeが必要になります。 これらのソフトは、OSと同一バージョンでなければ動作しないようになっています。 Windowsで起動ディスクを作成した場合、MS-DOSの起動はできるのですが、FDISKとFORMATがコピーされません。 この様な場合は、HDDを既にWindowsが起動しているマシンにスレーブとして接続し、 Windowsでフォーマットします。 フォーマットさえしてしまえば、作成したブートディスクでアクセスできるはずです。

・・・と、いろいろ書きましたが、普通にOSを購入した場合、ブートディスクは添付されていますので、 特にブートディスクを作成する必要は無いかもしれません。 もし、ブートディスクを作成しなければならない場合は、 起動したOSから必要なドライブへアクセスする事が目的なので、 必要なドライバを集めてブートディスクを作成してください。

OSのインストール

 OSをインストールするには、CD-ROMからブートしてインストーラの自動起動を使用する方法と、 ブートディスクから起動して、CD-ROMのインストーラを手動起動させる方法などがあります。 インストーラさえ起動してしまえば、後は質問に答えながらインストーラの指示に従えば、 インストールが終了するのですが、ここで様々なトラブルが発生することがあります。

インストール途中でフリーズしてしまう

 初めのほうはうまくインストールできているように見えるのですが、 途中でフリーズ(凍ったように固まってしまい、動かなくなる)ことがあります。
様々な原因が考えられます。初めは上手く動作していることから、 多くの場合何かのドライバが原因だと考えられます。 つまり、インストーラが様々なドライバやアプリケーションをインストールしていき、 必要に応じてインストールしたドライバなどを起動させます。 この時、フリーズが発生することがあります。

拡張カードが競合する

 今では、ほとんどありませんが、少し前まではISA busの拡張カードはあたりまえでした。 ISA busの拡張カードは、割り込みやIOの設定を人がしなければなりません。 このため、リソースが競合し、カードが上手く動かないことがよくありました。
PCI busが当たり前になり、プラグアンドプレイ機能のおかげで今では、 この問題に遭遇することはほとんどなくなりました。

解決方法1

先ず、必要最低限の拡張カードだけ残して、とりあえず不要な拡張カードを全て抜きます。 必要最低限の拡張カードとは、ビデオカード程度で後は不要です。 HDDがSCSIドライブの場合は、SCSIカードも必要です。
この状態でインストールしてください。通常は上手くいくはずです。 上手くOSが起動できた場合、残りのカードを1枚づつインストールしていきます。 この方法を使うと、問題のある拡張カードをインストールした時点で問題が発生するので、 どのカードが悪いのかが分かります。
問題の拡張カードが特定できれば、カードメーカのホームページ等を調べることで、 問題を解決できることがあります。

解決方法2

必要最低限の拡張カードでOSインストールしたPCに拡張カードを追加する時、 ISA busの拡張カードを使用している場合は、そのISA busカードからインストールします。
PCI busのカードは、空いているリソース(割り込みやI/O等)を自動的に探して、 利用するので、ISA busのカードと競合を避けることができます。
例えば、ISA busカードがIRQ11を使用する場合、先にPCI busカードをインストールすると、 そのIRQ11をPCI busカードが予約してしまうかもしれません。
ISA busカードを先にインストールすると、ISA busカードが先にIRQ11を予約します。 PCI busカードは、IRQ11既に予約されているので、別のIRQを探しに行き、それを予約します。
つまり、ISA busカードとPCI busカードをインストールする場合、 ISA busカードからインストールすると、多くの場合上手く行きます。

解決方法3

必要最低限の拡張カードでOSインストールしたPCに拡張カードを追加する時、 ISA busカードが複数ある場合は、ISA busカードのJP設定等で、 リソースが競合しないような設定が必要です。
ISA busカードを1枚しか使用しない場合でも、 メインボードにISA busカードが組み込まれている場合があります。 例えば、COMポート等です。これは拡張カードではありませんが、 電気的に見た場合、拡張カードと同じと言えます。 従って、拡張カードだけ確認するのではなく、メインボードのISA項目も確認しなければなりません。

解決方法4

必要最低限の拡張カードだけでもインストールに失敗することがあります。 AGPのビデオカードとチップセットの愛称が悪い場合などです。 ビデオカードのドライバを自分でインストールしなければならないOS等は、 ビデオカードのドライバをインストールした時点でフリーズするので、 すぐにビデオカードのドライバが問題だと分かるのですが、 Windows2000等は、最適なドライバを自動的にインストールするので インストール中にフリーズしてしまいます。
ビデオカードメーカのホームページやチップセットメーカのホームページ等で、 愛称問題については説明がありますので、そちらで確認してください。
愛称が問題の場合は、チップセットの最新ドライバが必要な場合があります。 この場合は、OSのインストールを終了させてからチップセットのドライバを更新しなくてはなりません。

しかし、インストール途中でフリーズしてしまうので、“どうすればいいの?”・・・。

この問題を解決するには、もう一枚PCI busまたはISA busのビデオカードが必要です。 先ず、AGPのビデオカードを抜き、PCI busまたはISA busのビデオカードでOSインストールを行います。 正常にインストールできたら、チップセットの最新ドライバをインストールします。 次に、PCI busまたはISA busのビデオカードを抜いてAGPビデオカードを挿し、 AGPビデオカードドライバを手動でインストールします。 これで大体上手くいくはずです。


会社概要 - 免責事項 - 個人情報 - お問い合わせ - サイトマップ

Copyright(C)2000-2008 Fukufuku denshikoubou. All Rights Reserved.