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電源ケーブルの取り付け

シャーシを筐体に取り付けた後は、メインボード等の電源ケーブルを取り付けます。
電源ケーブルや通常3種類あります。第一にメインボード用、第二にハードディスクやCD-ROM
等のドライブ用、第三にフロッピーディスク用です。
全てカプラ部分の形状が異なりますので、メインボードやドライブの電源ケーブルコネクタ部分
を見比べるとどれがどのケーブルか、判断できます。
電源ケーブルのカプラ部分は、逆挿し防止の形状になっていますので、
メインボードへは気にせず接続出来る方向で接続してください。
まれに、フロッピーディスクドライブの電源コネクタは逆挿し防止形状になっていない場合が
あるので注意してください。
忘れてはならないのが、冷却ファンの電源ケーブルです。冷却ファンは、CPU用と筐体用の
数種類があります。上等な筐体には冷却ファンが沢山ついています。
これらの電源ケーブルは、メインボードの冷却ファン用コネクタへ接続するタイプと、
筐体の電源装置からぶら下がっている電源ケーブルへ直接挿入するものがあります。
形状やマニュアルを参考にして、冷却ファンの電源ケーブルを全て接続してください。
この段階では、メインボードと冷却ファンの電源だけ接続すれば十分です。
その他の電源ケーブルは、後で取り付けます。
この段階では、ハードディスクドライブや拡張カードは取り付けられていません。
必要最低限のCPU・メモリ・ビデオカード・メインボード・冷却ファンだけ動作します。
この状態は、いつでも電源を切れる状態です。つまり、この状態であれば、
思い切った電源断を行えるのです。この状態で各部品が正常に動作するのを確かめます。
ディスクドライブのお話
私が働き始めた頃の一般的なPCには、ハードディスクドライブがありませんでした。
フロッピーディスクで起動してそのままフロッピーディスクで作業を行っていました。
この頃は、起動・終了がとっても簡単でした。作業を終えると内容を保存して電源をパチンと
きっていました。
フロッピーディスクは、5インチを使用していました。このディスクはペラペラのジャケットに
磁気ディスクが保護されているとってもひ弱なものでした。フロッピーディスクとは、
“ペラペラのディスク”と言う意味だそうです。
しばらくするとハードディスクが一般的なPCへ標準装備されるようになりました。
この頃のハードディスクは、10MBとか、40MB位のものでしたが、フロッピーディスクに比べると、
とても大容量に感じました。
フロッピーディスクに比べるとカチカチに硬いので“ハードディスク”と呼ぶのでしょうか?
それとも装置、つまりハードウェアのディスクだから、“ハードディスク”と呼ぶのでしょうか?
定かでは有りませんが、ここからが重要です。
フロッピーディスクは磁気ヘッドがディスクに接触しています。
オーディオ用のカセットテープと同じです。
対してハードディスクは磁気ヘッドがディスクに接触していません。ただし、回転している時だけです。
ゲームセンターにあるエアホッケーと同じように、ディスクが回転すると磁気ヘッドとディスク
の間に空気が巻き込まれ、磁気ヘッドが浮き上がります。
フロッピーディスクは元々磁気ヘッドがディスクに接触しているので、
ディスクアクセス中に電源を切断しても特に問題ありません。
書き込み中は別として読み込み中なら電源を切っても大丈夫です。
ハードディスクで、ディスクアクセス中に電源を切断すると回転がゆるくなり、
空気を巻き込まなくなり、やがて磁気ヘッドがディスクに接触します。
この時、ヘッドがディスクへ致命的な傷を付けるのです。
これを防ぐためハードディスクドライブは、ヘッドの退避領域が設けられており、
電源断時は、その退避領域に磁気ヘッドが退避しています。
電源が投入されてディスク回転が規定速度に達すると、磁気ヘッドが動作可能になります。
電源を切る場合は、磁気ヘッドを退避領域へ退避させてからディスクの回転速度を落とします。
つまり、ハードディスクは起動と終了に準備が必要なのです。
このハードディスクの準備を無視するような電源の切り方を行うとハードディスクを
破損してしまいます。
最近のハードディスクは電源を監視しており、電源断を感知すると自動的に磁気ヘッドを
退避させるものが主流ですが、それでも無理な電源の切り方は避けましょう。
機械をそう簡単に信用してはいけません。
電源断だけではなく、ディスクアクセス中に衝撃を与えると、ディスクが回転していたとしても
ヘッドがディスクに接触し、重要なデータに傷が入ります。
ハードディスクはやさしく取り扱いましょう。
省略のお話
私のいた環境では、色々なものを通称で呼んでいました。
フロッピーディスクドライブは“ドライブ”。フロッピーディスクは“フロッピー”。
最近では、ドライブといってもフロッピーディスクドライブやハードディスクドライブ、
CD-ROMドライブ・・・、等様々です。もう、ドライブと言ってフロッピーディスクドライブを
思い浮かべる人はいないことでしょう。
最近ではPCを使っている人が多くなり、各環境でそれぞれの通称が存在するようです。
一番混乱したのが、ハードです。その環境の人たちはハードディスクドライブの事を
“ハード”と呼んでいました。私にとっての“ハード”は、
ハードウェアの通称です。つまり、物理的に存在する部品やドライブ、
メモリ、CPU・・・等を全て含んでハードと呼んでいます。
ハードディスクドライブは・・・“ハードディスク”。???通称はありません。
その他には、ピリオドです。“ほにゃららドットcoドットjp”
なんて呼んでいますが、私が“.”の事を“ドット”と呼ぶようになったのは最近です。
それまでは、“点”や“ポツ”、“ピリオド”等と呼んでいました。
アルファベットの“D”は“デー”です。“ディー”というと“E”と間違う事があったためです。
また、バックスラッシュやアットマーク、アンダースコア、チルダ等も、
インターネットのおかげで一般の人でも分かるようになりました。
その昔、電話でお客様へキー入力の指示を行う時には、Pの横にあるキーとか、
¥マークとか、シフトを押しながらカタカナの“ロ”を押してください・・・等々、
色々と苦労してきました。
今では、テレビやラジオ等で毎日の様にコンピュータ用語が出てきますので、
カッコイイ読み方や通称が一斉に広がって楽しいですね。
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