|
PC組み立て事例トップ
各種スイッチの取り付け

電源ケーブルのほかに、スイッチ類のケーブルも接続しなければなりません。
筐体についている電源スイッチやリセットスイッチ・ハードディスクアクセスランプ・
スピーカ等のケーブルです。これらのケーブルは、筐体内部にぶら下がっています。
通常は、色やシルク印刷等でどのケーブルがどのスイッチ・ランプへつながっているのかを
判断する事が出来ます。
シルク印刷の場合は、HDD LEDとか、POWER等と印刷されています。
これらのケーブルをメインボードの指定位置へ接続します。
メインボードのマニュアルを参照してください。各スイッチのケーブルを接続するピンが
示されているはずです。間違えないように接続してください。
極性のお話
アクセスランプには極性があります。
極性とは、+と−が存在する事を意味します。
スイッチは、導線を接続するか切断するかの動作を行うだけなので、
極性はありません。つまり、+や−を意識することなく単に接続すればよいのです。
ハードディスクアクセスランプや電源ランプには、極性があります。
ハードディスクアクセスランプは、LED(発光ダイオード)を使用するのが一般的です。
一般的に言われる電球は使用しません。電球とLEDの大きな違いは寿命です。
電球は、定格の電力を与えていたとしても、時間がたつと暗くなりそのうち切れてしまいます。
LEDは、定格の電力で動作させる限り切れたり暗くなったりする事はありません。
厳密に言うと寿命はあるのでしょうが、少なくとも十数年位は軽く光り続けます
(私個人は、LEDが切れたのを見た事も聞いた事もありません)。
また、小型化や高輝度に優れています。
このため、パイロットランプとしてLEDは広く使われています。
LED、つまり発光ダイオードは、その名の通りダイオードの一種です。
ダイオードとは、電流を制御するための素子で、一定方向しか電流を流しません。
電流を流す方向を順方向、流さない方向を逆方向と言います。
LEDが光り輝くのは順方向電流が流れた時です。
間違って逆方向にLEDを接続した場合は、光らずまた電流も流れません。
電流が流れないと言う事は、スイッチを切っているのと同じことです。
LED逆方向の最大定格電圧は、十数ボルトから数十ボルトなので、
PCの電源電圧程度では、絶対に壊れません。
従って、LEDの方向が分からない場合は、とりあえず挿してみてください。
光らなければ逆に挿せば良いだけです。
ただし、極性を確かめるためにバッテリーや電源等に直接接続するのは、
止めてください。順方向電流が流れすぎるとLEDが焼けてしまいます。
LEDの順方向には定格電流が決められており、バッテリー等に直結すると
定格電流を超えます。バッテリーの出力が弱ければLEDが焼ける事はありませんが、
焼けると思い、そんな事をしない方が無難です。
普通、LED点灯させるには電流制限抵抗を直列に接続します。
スピーカもスイッチ等と同様に極性はありません。
スピーカは、交流電流を流す事でその電流を音に変換する部品です。
電圧・電流には直流と交流があります。直流とは極性が固定されていることです。
電池等がその例です。+と−があり、電圧は変化するものの極性は変わりません。
交流とは極性が時間と共に変化することです。
家庭用のコンセントがその例です。東日本では50Hz、西日本では60Hzで+と−が変化しています。
スピーカは電気信号を音に変換する部品です。音とは空気の振動です。
これを電気信号で表現するには、交流電流を使用するのが自然な方法です。
厳密に言うと、電気回路内部では、直流電圧に交流電圧を乗せて信号を処理していますが、
出力段の回路には、直流カットコンデンサが設けられており、
スピーカへ接続されるラインは通常交流信号しか乗りません。
従って、スピーカも極性を意識する必要はありません。
ここまでで最小構成によるPCの準備が整いました。
後は、モニターとキーボード、ACケーブルを接続するとPCの起動が可能です。
≪前のページへ : 次のページへ≫
|